細波水波

さやさや揺れる風の中 さわさわ揺れる水の音 たゆたいながら月に10冊年100冊

彩雲国物語 白虹は天をめざす

お待ちしていました重版出来♪・・・と思ったらいま奥付見たら初版だったよ。あんたたち一体この半月どこにいたのよ??・・・もとい。ええ、発売日の次の月曜に本屋さんに行ったらもう売り切れで、注文して待つこと3週間。お友達にも心配を掛けつつ、ようやく読むことができました彩雲国最新刊。なんにせよ、売れているのは嬉しいことです。
さて、待望の藍様編、いい意味ですっかり期待を裏切られました。これ、藍様編じゃないよ(笑)!ってな感想はすでにすっかりネタばれですが、ですから誰編かは書きませんけど(あんまり意味のない伏せ方かな^_^;)、よかったです。揺れているのも吹っ切ったのも、泣いているのも前を向くのも、そしてまだ気づいてさえいないのも、どれもこよなく好きなのです。それがそれぞれの一杯一杯。そのうえ吹っ切ったその目で過去を顧みる悔恨をさらりとしっかり書くんだから、藍様編じゃなくても文句を言う気になれやしない。付けの払い方が真っ当で、そうして付けを払うその有り様がいま(この前から?)私がこのシリーズを愛してやまない最大の理由です。次は(も)待望の(笑)絳攸様編、ええまったく待ち望んでますよ〜。
わたくし清雅君の見るものを見たいと思っていましたが、秀麗ちゃん、さっくり皇毅様に尋ねてました♪そしたらそのうち清雅君のも分かるよね(^_^)。それぞれの人を揺るがせにしないその辺も大好きですv
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