細波水波

さやさや揺れる風の中 さわさわ揺れる水の音 たゆたいながら月に10冊年100冊

ゲドを読む。

本じゃないだろ〜って突っ込みがありそうですが。いわく「文庫本のかたちのフリーペーパー」。配布開始から半月以上が経過したこの時期に、まだ本屋さんに置いてあるとは思いませんでした。・・・配布本屋はチェックしてたし配布日も押さえてたんだけど、配布日近くに本屋さんに行ったときには見つけられなかったし買う本もなかったから店員さんに聞くのも躊躇われ^_^;。きょうはしゃにむにGO!の26巻を買ったので、聞いたら積んでありました��(〃゜ o ゜〃) 。
なかなかのボリュームでした。206p。清水さんの翻訳語りはよかった〜。ところで私はたぶん4巻までのみ読んでいるのですが、2巻以降の記憶はあいまい、映画も未見。しかし「4巻を訳しているときの解放感といったら」なんて言われたらやっぱり外伝まで全6冊、再度?読み通したくなりますわね。冒頭は中沢新一(人類学者)さんの解説なのですが、「イシ 北米最後の野生インディアン」のタイトルを見てびっくり!本の中身は覚えてないけど、けどこの本は知っている(←それって意味あるのか?)!その作者がル=グゥインのお母様であったとは。っていうかル=グゥインのフェミニズムの文脈は知っていたけどさらにこんなに人類学だとは。あと河合隼雄さんとか上橋菜穂子さんとか、宮崎駿がたったの1pの再録のみなのは何かどきどきしますね(笑)。いえ主要コンテンツは再録なので、再録は別にいいんだけど、けどね^_^;。
ただで頂いて申し訳ないくらいですが、・・・こんな私が100人いたとしてそのうち何人が「ソフトカバー版全6巻買うわ!」と言い出せば元は取れるのかわかりませんが(DVDじゃないのか^_^;)。ほだされてしまいそうな怖さはあります、さすが糸井重里
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